断片史料集12

題名不詳

(※これ以前は欠落) とスフィンクスの古事傳になるものとも曰ふ。萬月夜に飛ぶテガサス人の智を試すスフィンクスに、己が生来に請護すれば必ず靈験あり。子孫に惠まれ、多幸に永代すと曰ふ。亦、紅毛國に至らずとも、ブルハン湖、亦は天山の天池に拝して歸る巡禮にも、ブルハン神、亦西王母が女媧や伏羲を相告げて救はしむと曰ふ。

西王母は信仰の衆生をして敵なす者を饕餮とうてつを遣して、惡なすすべてのものを喰いつくすとも曰ふ。衆生をして救いの者は、白鳥・白鶴に化身して救ふ。依て、吾が丑寅に飛来せども、心なき狩人好みてこれを射て喰ふが故に、白鬚の大津浪起り亦、火を噴き大地を震はしむ災を起してより、悔いて白鳥・白鶴を神と祀りたり。荒覇吐神は、かく一切を集合せる神に依りて祀らるるに至りぬ。

三輪大神は、大物主の神にして大蛇神なり、蛇なるブルハンの神なり。ブルハンの神とは一変化にして、水を住居とする故に水の一切を司る。吾が國は、海をゆあみて育つる民の暮しなれば、海に起れる龍巻をブルハンの神とて拝し、是に酒を造りて神に供ふるより、三輪大神を酒神とも祀る風是ありぬ。とかく荒覇吐神とて諸國に渉りたり。

然るに、倭神たる造り神、諸國に流駐してより、今にして知るすべなく由来不祥の神と大神を失い、その門神に(※以下欠落)

原書控 東日流六郡誌考察解添書

寛政五年霜月之記
華押 八十三歳

戒言

本封之書巻、為天地水図解以解添書。文盲亦學文智覚之者双方説本巻之歴史、遺末代傳者也。

奥州之史傳、無偽實直無憚。然是在世襲非理法權天、現公出難。依天下總明至末代為要是護可。常他見無用門外不出。茲戒置者也。

日髙見略記 總修編

(※以下欠落)

閉伊遠野郷史抄

奥州上閉伊遠野郷説史談。天喜乙未年、日下將軍安倍賴良、開糠前四郎家忠依進言、釜石湊施築工。□金銀銅鉄鑄造諸具、諸國交易画策、以大船謀商易。稗貫華巻乃至釜石間陸路通貫、魚貝牛荷駄便速達、為遠野驛宿。茲軍馬牧産鑛(※以下欠落)

題不明

(※この前、欠落か)東大將軍東西國分。茲亦國爭起、兆絶東西交、坂東自安倍川越州糸魚川□東西國境、常攻防無永和睦。

寛元□辰年八月一日
髙畑越中賴親

書名不詳

(※この前、欠落)

阿毎氏之宮、三輪之箸香

第二画 耶馬臺膽駒之宮

(※以下欠落)